こんにちは。泗水教室の山浦です。
「人間は9タイプ」。昨年の9月に発刊された本です。著者は「ビリギャル」で有名になった坪田信貴先生。
「ビリギャル」は学年ビリだった女子高生が慶応大学に合格したという実話に基づいたストーリーですが,坪田先生が,人間は大きく9タイプに分かれることを知り,日々の指導に生かしたことも,ビリギャルの偏差値を飛躍的に向上させるうえで非常に大きかったようです。
9タイプとは,①完璧主義者タイプ ②献身家タイプ ③達成者タイプ ④芸術家タイプ ⑤研究者タイプ ⑥堅実家タイプ ⑦楽天家タイプ ⑧統率者タイプ ⑨調停者タイプ の9つのタイプ(性質)のことです。
当然ながらどのタイプにも長所と短所があります。
この本の最大の目的は「親御さん」が「わが子」のタイプを知って接することのメリット・大切さを伝えることです。タイプ別の「伸ばし方」の説明書なのです
たとえば,「勉強すれば,それが必ずあなたのためになるのよ。」は,正論でしょう。親御さんはわが子を思ってそういうのです。でも,そう言われるとやる気がでないというタイプの子もいるんですね(笑)。
難しいですね。
世に心理学基づいた子育て本は多々あると思いますが,「伸ばし方」「伸ばすための接し方」 に焦点を当てた本は数少ないと思います。
お子さんがどのタイプなのかは,90の質問に答えてもらい採点することでわかるようになっています。
泗水教室では今年も,この本を使って生徒たちの「タイプ」を把握させていただきました。
指導者として「教え子」たちの「伸ばし方」の参考にしたいと思います。
ただウィルの場合,伸ばすのは単に成績だけではありません。成績を上げて志望校に合格させるだけなら,この本をわざわざ活用する必要はないとい思います。
子どもたちの将来の夢の実現に向けてモチベーションを高め,人間力を向上させるために「9タイプ」を大いなる参考にしていきます!








