視点を変える

こんにちは。泗水教室の山浦です。

甲子園の終わりとともに過ぎゆく夏を実感しますが,

夏期講習もいよいよ大詰めを迎えています。

 

子どもたちの夏の成長には目に見える成長も目に見えない成長もあります。

目に見えない成長もやがて芽を出し開花することを大いに期待しています。

 

 

ところで,昨日,図形についての解説のついでに,

生徒たちにこんな質問をしてみました。

「千円札は長方形だね。じゃあ長方形の百円玉,見たことある?」

 

 

生徒たちはみな「見たことがない」「ありえない」と言います。

 

「みんなが持ってる百円玉も十円玉も長方形だよ。」

 

「絶対ちがいますよ」「そんなの持ってません」

なかには「先生,だいじょうぶですか?」と心配してくれる(笑)生徒もいます。

 

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もちろん硬貨は真横から見れば長方形だというお話です。

 

これが学習にどれだけ役立つことかはわかりませんが,

 

「なるほど,そういうことか~!」と生徒たちが関心を示してくれたのは成功でした。

「百円玉は円柱だからか」とか,

「だから貯金箱の入れ口,長方形なんだ」などの気づきがありました。

 

視点を変えて物事を眺めてみることで人生がより豊かになるのは間違いないでしょう。

思い込みからの脱却ですね。

 

子どもたちには,この情報社会の中,

一面的に物事をとらえるのではなく

多面的に見る目を養ってほしいと思っています

 

 

 

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