線状降水帯はいつから?
こんにちは。杉並台教室の宮﨑です。
7/3(月)の今日は、熊本県で2度の線状降水帯が発表されました。
全国のニュースでも益城町の木山川が氾濫する映像が流れており、
先日、国宝指定が決定した通潤橋一体も冠水しているそうです。
令和2年に球磨川が氾濫したときも線状降水帯が原因でした。
今回の被害が少ないことを祈ります。
雨が小降りになっていても、
河川や土砂災害が起こりやすい場所には近づかないようにしてください。
ところで「線状降水帯」という言葉をニュースで耳にするのは
ここ最近なような気がしています。
私が知らないだけかもしれませんが、
気になったので調べてみました。
気象庁が「線状降水帯」という言葉を使って
予報を発表をし始めたのは2021年からだそうです。
やはり、最近の言葉でしたね。
と、思っていたら違いました!
線状降水帯の言葉自体は2014年に起きた広島豪雨の時から頻繁に使われだしたそうですが
ニュースでは「ゲリラ豪雨」という言葉が多く使われていたみたいです。
(反対に「ゲリラ豪雨」を最近聞かなくなった気がします。)
最近になって聞くので地球温暖化や異常気象が関係しているのでしょうか?
どうやら、それも違うみたいです。
2014年以前からも1995年から2009年の間に
168の事例で豪雨が発生するときに線状の降水域が確認されていたそうで
もっと前の1967年の羽起豪雨から数えると同様の集中豪雨は起こっていたそうです。
ニュースで聞いたことがなかっただけで、
自然現象はずっと昔からあったんですね。
どうして線状降水帯が発生するのか?特徴やメカニズムは何なのか?
気になる人はぜひ調べてみてください!
中学2年で学習する「積乱雲」が関係していますよ。
ちょっとした雨なら平気なのですが、
災害になるような雨はあまり降って欲しくありませんね。
皆様、お気をつけください。