トライ&エラー
こんばんは。泗水教室の古田です。
すっかり気温も高くなって、運動部の生徒の日焼けが目に眩しくなってきました。
これから高温多湿の梅雨、そして中高生には憂鬱かもしれない中間テストがやってきますが、気力・体力は万全でしょうか?
ところで、アニメ制作の現場では「リテイク」という工程があります。
出来上がったムービーを確認して、絵がおかしかったり、色が違ったり、動きがずれていたりする部分の修正をする工程です。
この工程のために、大抵の場合は本来の納期より早めに完成させて、リテイクが出ても対応できるように準備しておきます。
みなさんの勉強も同じですね。
テストの時には終了時刻より少し早めに終わらせて、解き直しをすることをはじめから想定しておくのです。
普段の勉強でも、答えが合わなかったときにすぐに問題点をみつけて修正できるように、思考のプロセスを途中式やメモに残しておくのです。
それから、プロが作業をしたってリテイクが出るときは出ます。
みなさんはまだまだ勉強中なのですから、間違いがあっても何ら問題ないわけですね。
もちろん、修正しなくても良いように最大限気をつけて解くことや、必要な知識や技術を揃えておくことは大切です。
いちばんよくないのは、修正を恐れて解答しないこと。
解答を完成させないことには修正できません。まずはやってみることが大事!
そして間違いをそのままにしておくのもNG。
アニメ作品では稀に酷い絵のまま放送されてしまうときがあって「作図崩壊」なんて呼ばれたりしますが。
皆さんの解答も、間違ったままにしておくのは放送事故レベルの大問題だと思ってくださいね。
ということで、トライ&エラー「&リテイク」の繰り返しで勉強を頑張って参りましょう!