まずは基本通りに
こんにちは。北部教室の林田です。
新年度が始まりましたね。
ウィルでも新学年のスタートということで授業での予習・復習に加え、勉強の仕方・テキストの進め方等を特に詳しく指導している時期です。
今日はその中の『数学の学習法』について共有したいと思います。
計算ミスの原因
各学年の数学の序盤の単元は計算分野からスタートですが、簡単だからと適当に進めてはいませんか?暗算で計算して答えだけ書く。計算ミス・途中式での見落としで符号や文字を付け忘れる。「今回のテストもケアレスミスがいくつかあったんだよな~」等々、当てはまる人も多いのではないでしょうか。
ケアレスミス・(計算方法は分かっているのに)計算ミスが多い人は
- 途中式をかかないこと
- 適当な途中式を書いていること
- 字が小さすぎる・字が汚い
上記が原因であることがほとんどです。
途中式は必要なのか
最初に結論から言うと『途中式は必要です!!』
途中式を書かない子に話を聞くと「答え合うからいいじゃん」「面倒くさいから」という返事が返ってきます。
そもそも、数学を学ぶことは単に計算の答えを得る手段ではなく、問題を解く過程を含め理解することにあります。
ただ単に答えがあっていたからマルではなく、考えの過程も含め、他の人が見た時に分かることが大事なのです。
また、途中式を書くことで、計算力が付き・検算がしやすくなり(結果としてミスが減る)・数学的思考力が身につきます。
まずは基本通りに
正しい途中式を説明するには問題ごとに異なるので、ここで全てをあげることはできませんが、一つあげるとするなら
イコールの位置を縦にそろえましょう。
これだけでもかなり見やすく自分でも見落としや書き漏れが減ると思います。
イコールをひたすら横に書き続ける人、2.3個横につなげて改行する人、良くないです。
正しい途中式の書き方や計算順序は、教科書やテキスト、塾の先生の授業で教えられたことをまずは真似しましょう。
教科書・テキストの例題などを「あー、そうやってするのね。なるほど。」と流し読みしているのはもったいないです。
教科書・テキストは計算の順序や途中式の表記などを含め、いかに分かりやすく・見やすく・美しいか、一つ一つプロによって吟味されたものです。
数学が苦手な人、計算問題でのミスが減らない人
まずは基本通りに教科書・テキストの例題の解き方を真似しましょう!