こんばんは。泗水教室の山浦です。
今日から夏期講習終盤戦のスタートとなりました。
8/7~8/10の夢実現合宿を大きな成果とともに無事に終えることができました。
ウィルでは毎年,この時期に受験生にダルマを手渡します。
合格祈願なのですが,そこにはもう1つの大切な意味があります。
生徒たちはダルマの背中に自分の目標を記します。「〇〇高校絶対合格」のように。
次にダルマに左目を入れます。(もちろん合格後に右目を入れます。)
さらに,自分のダルマにできるだけ多くの人から,自分への応援メッセージを書いてもらいます。
ここがミソなのですが,相手に応援メッセージを書いてもらうには,自分も相手に応援メッセージを書いてあげること(いや,書かせてもらうこと)が必要になりますね。
合宿中の場合には,自分の教室・他の教室・他の塾の生徒たちから,高校生の先輩たちから,ウィルの先生たちからメッセージをもらい,お返しに自分の教室・他の教室・他の塾の生徒たちへのエールを,相手のダルマに書き入れます。
「おたがいにがんばろう!」「自分を信じて突き進め」「きついときも笑って!」「今を大切に」「努力は必ず実るよ」「最後は?だよ!」
あっという間にダルマは応援メッセージで埋め尽くされます。自分のダルマも,まわりの人のダルマたちも。
夢の実現には応援者が欠かせません。それは家族であったり,友だちであったり,恋人であったり,仕事で知り合った人であったり,夢の実現の途上で出会った人であったり,さまざまでしょう。
応援者を増やすには自らが多くの人を応援することです。
それは「見返り」を期待する打算的なものではなく,純粋な「共感」に発する応援です。
今年も,ピュアな子どもたちが応援メッセージを書くときのうれしそうな笑顔に,心が洗われる思いでした。
他人を応援する気持ち。もしかすると歳を重ねるごとに失われていきかねない気持ちかもしれません。
子どもたちには「ダルマに込めた思い」をいつまでも忘れずにいてほしいと思います。