春遠からじ

こんばんは。泗水教室から水曜日の山浦です。

 

2018年最初のブログとなりました。

本年もよろしくお願いいたします。

 

「冬来たりなば春遠からじ」

 

毎年,冬の寒さが厳しくなると,この言葉を思い出します。

当たり前といえば当たり前のことなんですが(笑),

毎年冬を迎えてきた私たちの祖先が編み出したポジティブ思考だと思います。

 

だからてっきり,日本人の,室町時代あたりの連歌師かだれかが言ったのだろう,

という勝手なイメージを持ってましたが,

なんとこれは,

あの夭折したイギリスの詩人シェリーの詩の一節の訳だったんですね~~。

文学部出身ですが,知りませんでした(恥)。

 

If Winter comes, can Spring be far behind ?

 

「冬が来たなら,春がはるかに遠いことがあり得るか?」

英語の原文でも味わい深い詩句です,と文学部出身らしいことも言っておきます(笑)。

 

多くの人に当てはまる言葉ですが,

受験生にとっては,まさにストレートに響く言葉でしょう。

「受験期間が始まったら,第1志望校合格はもうすぐだよ」

 

多くの中3にとっては,23日の私立高校入試が受験期間の皮切りになります。

そこから公立前期,私立一般,熊本高専,公立後期とまだまだ寒い冬が続きます。

そして公立後期の合格発表の日くらいにはぽかぽかと春めいてきたりするんですよね。

 

ただ,受験生には「冬=つらさ」ではなく「冬=楽しむ」という気持ちでいてほしいと思います。

 

「受験は楽しんだものが勝つ!」を泗水教室中3の合言葉にしています!!!

 

 

 

 

 

 

 

平成の終わり

こんばんは。泗水教室の山浦です。

 

平成も残すところ1年半となったのですね。

思えば私が本格的に塾で働き始めたのが平成元年です。

 

あれから30年。

「平成ちゃん」が「平成くん」になり,いまや「平成さん」に成長したかと思うと感慨深いものがあります。

 

ウィル菊池教室長の榊先生,御代志教室長の釘山先生は平成とともに年齢を重ねてきた世代ですから,また別の感慨があるんだろ―なーと思います。

 

少々早い「引退」かもしれませんが,平成が果たした,負ってきた役割みたいなことをなんとなく考えてしまいますね。

高度成長期からバブル期を迎えた昭和が「希望の時代」だとしたら平成は「希望のない時代」だったという人がいますが,

いや希望の形が変わっただけではないでしょうか。

 

人がいれば必ず希望があり,それは必ず実現できる。いつまでもそんな世の中であり続けてほしいと思います。

なにより子どもたちがいつも「笑顔」でいられる世の中でなければならない,そう強く思った今週でした。

 

 

 

 

クリスマス会

こんにちは。泗水教室から山浦です。

 

昨日は全学年,クリスマス会を実施しました。

 

ダーツゲームで「体育」

スイーツとジュースで「食育」

ボードにお絵描きで「アート」

といった感じで,普段とは違う学びがみんなにあったんじゃないかなーと思います。

楽しければそれでいいですね!

 

泗水小では学級閉鎖がいくつかあるようです。

明るく元気にこの冬を乗り切りたいですね!

流れ星の法則

こんにちは。泗水教室担当の山浦です。

 

冬の澄んだ夜空には多くの星がきらめいていますね。

 

と,こんなロマンティックな書き出しは,私に似つかわしくなかったですね(笑)。

 

流れ星に3回願い事を言うと叶う」というのは本当だという話。なぜだかわかりますか。

先日,福山雅治のラジオ番組で語られていたのですが,なるほどと思いました。

彼はこれを,

流れ星の法則と名付けていました。

 

たいていの人は,流れ星が過ぎ去るほんの一瞬の間に願いを3回言うなんてできません。

というか,そもそも慌ててしまって何も頭に浮かばない人が大半なのではないでしょうか。

 

偶然見つけた流れ星に,一瞬に願いを3回言える人は,常にそのことを考えている人,四六時中そのことで頭がいっぱいな人だけです

 

願いの強さと本気度が普通とは違うんですね。

 

そういう願いは必ず叶う。

だから「流れ星」が願いを叶えさせる力を持っているわけではなく,

「人」が願いを実現させる力をもっているのだということ。

 

とてもいい話でした。

子どもたちみんなに伝えているところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サンタクロースの衣装

こんばんは。泗水教室,水曜日の山浦です。

 

♪クリスマスが今年もやってくる♫

という歌が流れはじめましたね。

 

バブル世代(笑)としては,クリスマスもだいぶ質素になったな―という感慨もありますが,

1年のうちに何日かはみんなで楽しめる日があるのはいいことですよね。

 

ウィル各教室でもクリスマスパーティーの準備をしていますよ(日程はヒミツですが)。

ちょっと勉強をはなれて子どもたちと楽しい時間を過ごしたいなーと考えています。

 

ところでサンタクロースの衣装はなぜ赤いのか知ってますか?

じつはある企業の宣伝ポスターに始まったのだそうです。

それはコカ・コーラなんですね。

 

 

コカ・コーラ社が自社のイメージカラーに合わせて赤と白でサンタクロースを彩ったのが世界中に広まって,

サンタの衣装は「赤」が定着したそうです。

 

 

子どもたちの連想の中ではクリスマス→サンタクロース→プレゼント→ケーキ→ツリーといったところでしょうか。

(実は中学生のなかにも,そもそもクリスマスが何の日なのか知らない子もけっこういたりするんですが),

それはさておき,クリスマスパーティーで大いに盛り上がってくれれば最高だと思ってます!

 

 

 

 

 

立冬と冬至

こんばんは。泗水教室の山浦です。

 

11月の末になりますが,

今が秋なのか冬なのか,暦ってけっこうむずかしいですよね。

 

中3はちょうど天体を学習していて「冬至」も重要な内容です。

冬至=冬に至(いた)る。

ということは「冬至からが冬なんですか?」と生徒に聞かれましたが,いや待てよ「立冬」というのがあるな。どう考えても「立冬」が冬の始まりのはずだ。

そのへんがあいまいだったので調べてみました。

 

どちらも二十四節季の1つですが,

立冬は11月の初旬,冬至は12月の下旬ですから1か月半の開きがあります。

じつは「冬至」は「冬に至(いた)る」ではなく(そうであれば「至冬」でなければおかしいですよね)「冬が至(きわま)る」という意味のようです。

 

つまり1年の中で昼が最も短いことから「冬がきわまった」と考えられてきたんですね。

勉強になりました。

 

いずれにせよ冬至で「寒さ」が極まるわけではなく,その後も寒い日がやってきます。

なかでも「大寒」は来年の1月20日だそうです。

 

特に受験生は防寒対策をして,インフルエンザの予防接種を早めに済ませてくださいね!

 

 

 

 

 

~私立高校説明会~

こんにちは。泗水教室の山浦です。

 

夜には,おでんやお鍋が恋しい時候になりました。あと熱燗?お湯割り?ですかね。

アルコールはほどほどにしないといけない年齢なんですが……ついつい(笑)

 

さて,話はがらっと変わって,

昨日,ウィルでは私立高校2校の先生がたにお越しいただき,私立高校説明会を開催いたしました

お忙しい中,急なお願いにも関わらずウィル泗水教室までお越しいただいた慶誠高校の上土井先生国府高校の永目先生には,塾長の宮川はじめウィルスタッフ一同心より感謝しております。

また,雨の中足をお運びいただいた保護者の方々に心より感謝申し上げます。

 

両先生とも,伝統ある私立高校ならではの,深い「愛校心」と生徒たちへの大きな愛情を感じさせるお話をしてくださいました。

ここなら我が子を安心して預けられる!と多くの保護者のかたが思われたのではと推察します。

生徒たちは,ふだんは聞けない具体的な高校生活の話に興味をもって食い入るように耳を傾けていました。

また,科やコースごとの特長・特色について,具体的に,映像が目に浮かぶようなお話を聞かせていただきました。

何事も選択するには情報が欠かせないと思います。

たとえばクルマを買うとき,情報が少なければ選択肢は狭くなります。それでは自分に合った,自分の求める,後悔しないクルマ選びができる可能性は低くなってしまいます。

志望校の選択も同じだと思います。情報を得て選択肢を広げることが,自分に合った,自分の求める,後悔しない志望校選定の鍵だといえます。

 

熊本は全国的にもまだまだ公立高校志望が強い傾向にあります。

授業料・費用の負担が大きいというのも私立高校が敬遠されがちな理由の1つだといえるでしょう。

ただ,私立の奨学(特待)生には授業料が全額あるいはかなり免除される制度もあり,難関大学に合格している例もたくさんあります。

また,クルマの例でいえば「将来を見越して」費用をかけておくのが賢明な選択だという場合がありますよね。

高校に行くことがゴールではありません。今後はますます「将来を見越した」志望校選定が重要な時代になっていきます。

(私立高校も無償化される時代には様相は大きく変化することでしょう)。

進学塾ウィルは,公立・私立にかかわらず,生徒一人一人の将来の夢の実現を見すえた進路を「提案」できる塾であり続けたいと考えています

 

 

 

 

 

 

 

 

流行語

進学塾ウィル泗水教室長の山浦です。

 

泗水教室では,来週の(水)(木)の泗水中の後期中間テストに向けた対策の真っただ中です。

熱気のこもった学習が繰り広げられているところです。

 

今年も残すところ1か月半となりました。

先日は恒例の「新語・流行語大賞」なるもののノミネートが発表されていました。

毎年,候補の中に必ず聞いたことのない言葉が入っています。

今年はうつヌケ?線状降水帯??刀剣乱舞???

といった感じでした。わたしの常識がとぼしいのでしょうか。

 

小池都知事が多用して話題?になった「アウフヘーベン」。

文学部出身のわたしは,難解なヘーゲル哲学にあこがれた若き日を面映ゆく思い出しました。

 

ただ,今思うにアウフヘーベンはだれもがやっていることなんですね。

大人であれば仕事もきちんとやって遊びも満喫したい。どちらかに偏らないように,両者をうまく折り合わせたり,調整したり。これ「アウフヘーベン」です。広い意味での。

子どもたちの多くにも「部活や習い事と勉強の両立」という大きな課題がありますが,

あまり難しく考えずに両方の「いいとこ取り」して充実感を味わうのがいちばんの得策です。

ウィルはいつもみんなのアウフヘーベンをサポートしていきますよ!!!

 

 

 

 

北風と太陽

 

こんばんは。泗水教室,水曜日の山浦です。

 

北風が吹く時期も近まってきました。

北風と聞くと思い出すのは「北風と太陽」のお話です。

 

イソップの寓話ですね。

子どものころは,なんとなく北風を応援している自分がいたものです。

 

ご存知の通り,この話には,

強制的に人を思うように動かすことはできない,人が自らの選択でそうするように導かなければならない,という教訓があります。

 

塾で,私も若気の至りで「北風的」な指導をしていたこともあったな~~。

と恥ずかしく思い出されますね。

まあ,時代も違ったのですが。

 

理想はあくまでも太陽です。

太陽まではいかなくとも,

子どもたちが自らためになる選択をするような働きかけをやさしく浴びせかけていきたいものだな,と思います。

 

 

 

 

procrastinate プロクラスティネイト

こんばんは。泗水教室から山浦です。

今日から11月です。11月の晴れた空や空気感は,私は大好きです。

 

ところで先日,ある勉強会で procrastinate という単語に出会って,

私,英語を教えていますが,

恥ずかしながら,ここだけの話(笑),意味を知りませんでした。

 

慌ててググってみました。

アメリカの大学生は日常的に使う単語のようです。

 

意味は「やるべきことをぐずぐずと先延ばしにすること」。

そこから,

Only fools procrastinate.

という表現もあるようです。

これは,

(直訳は ,「先延ばしにするのは愚か者だけだ」)

と訳されたりしています。

いつやるの?-今でしょ!

とコンセプトは似ていますね。

 

この言葉を生徒に伝えようか,と思ったのですが,

いやいや,「おまえはどうなんだ?」と自分に問いかけるのが先でした。

 

いろいろな格言や名言がありますが,

子どもたちに伝える前に自己をかえりみなければと感じた今週でした。